木材利用のすすめ/愛知県 東三河農林水産事務所

2023/11/28


愛知県 東三河農林水産事務所より
 
「愛知県」は、木材の民間利用に力を入れています。
木材利用は企業価値を高める効果もあります。
様々な助成制度を用意していますので、ご興味のある方は、気軽に東三河
農林水産事務所林務課(連絡先:0532-35-6175直通)までご相談ください。

 

木材利用のすすめ

 

愛知県発行「木材利用のすすめ」(PDF)ダウンロード


 

森林と木材利用のカーボンニュートラルへの貢献について

 
炭素貯蔵効果
 ・森林は、太陽の光エネルギーを利用して、大気中の二酸化炭素を吸収し、
  幹や枝などに大量の炭素として蓄えることができます。
 ・森林から生産される木材を建築物や家具等に利用することで、
  木材中の炭素を長期間にわたって貯蔵することができます。
省エネ効果
 ・木材は鉄等の資材に比べて、製造や加工に要するエネルギーが少ないので、
  二酸化炭素の排出量を抑えることができます。
化石燃料代替効果
 ・木材を燃料としてエネルギー利用した場合は、化石燃料の使用による
  二酸化炭素の増加を抑えることができます。
 

このような効果を発揮させるには、間伐の着実な実施に加えて、「伐って、使って、植える」という資源の循環利用を進めるため、人工林の再造林を図るとともに、木材利用を拡大することが大切です。
このため、愛知県では「伐る・使う→植える→育てる」循環型林業に取り組んでいます。
愛知県のスギ・ヒノキ人工林は、植えてから60年程度が経過した森林の割合がもっとも高く、利用可能な森林資源が豊富に存在することから、林内路網の整備や高性能林業機械を活用するなど、効率的な伐採・搬出に取り組んでいます。
また、伐採した樹木を利用し、公共施設に加え木造化があまり進んでいない商業施設・オフィス等の住宅以外の民間建築物の木造・木質化の促進に取り組んでいます。
伐採した後には、従来の苗木より成長の早いスギ・ヒノキのエリートツリーやセンダンなどの早生樹を活用し、再造林の省力化に取り組んでいます。
植えた樹木が成長して混み合った人工林は、あいち森と緑づくり事業や造林事業などを活用して、間伐等の森林整備を行い、健全な森林の維持に取り組んでいます。

 

詳細はこちらをご確認ください。
 カーボンニュートラルに貢献する森林と木材利用
 www.pref.aichi.jp/soshiki/rinmu/carbon-neutral.html
 
お問合せ
東三河農林水産事務所林務課(豊橋市、豊川市、蒲郡市、田原市)
TEL:0532-35-6175 (直通)
〒〒440-0806 豊橋市八町通5丁目4番地