日本の企業の9割以上は中小企業です。それは、ここ蒲郡市でも同じ。
事業規模は小さくても、キラリの個性の光るビジネスや地元の特色を生かした事業がたくさんあります。
そんな魅力ある企業が集まれば、大きなチャレンジが生まれ、新しいチャンスにつながるはず。
蒲郡商工会議所は、会員企業の皆様とともにチャレンジし、チャンスを創出してまいります。
売上アップを目指したビジネスを支援します。経営指導員ががんばる経営者の夢と目標を共有。売れる仕掛けづくりや行動計画をビジネスパートナーとしてお手伝いします。
1.今の状況をお聞かせください
話し合いを通じて、課題の整理をしましょう。
2.計画作りとアクションづくり
目的と行動を設定し、目標への道筋を定めます。
3.計画の実施をバックアップ
方向性を再確認する等進捗を応援します。
売上アップを実現するには、目標の設定と達成に向かった計画作りが欠かせません。難しいのは、自社の強みを打ち出し、ターゲットに響く仕掛けを確立すること。構築への手立てを経営指導員といっしょに探りましょう。
経営者1人では事業を客観的に見られないものです。そこで、目標達成へのビジョンを共有した経営指導員が計画通りのアクションで成果を導き出せているか随時確認。方向性や課題を調整し、道先案内をいたします。
小規模事業者のバックアップを図るための公的な融資制度です。有利な条件でビジネス資金を調達できます。融資には、商工会議所の経営指導を6ヶ月以前から受けているなどの条件が設定されています。
創業支援機関が連携した「がまごおり創業支援ネットワーク」。情報やアイデアを駆使してさまざまな困難を乗り越え、夢を実現させたいと考える意欲のある創業希望者、創業間もない方ならどなたでもご活用いただけます。
やりたいことやアイデアがたくさんあると、道を絞り切れずに場当たり的なチャレンジになりがちです。段階を追って計画的に着手する、チャンスを逃さず打ち手を講じるなど、経営指導員が戦略的なルートへ導きます。
公的機関による資金調達方法、融資は種類豊富。業種が指定されたもの、用途が限定されたものなど多数あります。事業の状況に合わせて融資をおすすめさせていただき、申請のお手伝いもしております。お気軽にお問い合わせください。
新規の設備投資をお考えの方におすすめの制度です。事業に必要な設備を有利な条件でリース、または割賦で購入することができます。公的機関による制度のため、低金利・固定金利で設備投資が行えます。
「コワーキングEGG」は、創業予定者、創業間もない方及び新規事業を考えている方を対象に「インキュベーション機能」、「スペース&セミナー機能」、「シェアオフィス機能」を兼ね備えた蒲郡初の施設です。利用者同士の情報交換・共有、人格形成などを通じ、地域のイノベーションの源泉となる創業を促進させることを目指しています。
自社ブランド拡販をめざす
自社ブランド「変わり種えびせん是蔵」は、ブランド認知拡大が命題でした。転機は商品が「日本観光振興協会会長賞」を受賞した時。商工会議所の経営指導員に知らせると、「すぐやりましょう」とプレスリリースすることに。新聞各紙に掲載され、認知度アップにつながりました。その後は、経営指導員に相談しながら、直販店の整備や情報発信などのアクションプランを定めて取り組んでいます。販路拡大や売上アップの手ごたえも出てきました。
計画作りはアクション作り
直販体制の強化をめざして補助金申請にもチャレンジしました。申請に必要な経営計画書は、経営指導員と一緒に作成。書類づくりは苦手でしたが、目標への道筋を明確に出来ることが経営計画の本来の目的だと実感しました。ゴールへ向かう過程で考えられるたくさんの道を、有効でまっすぐな一本に集約するイメージです。また、経営計画書の作成を通じて、夢や戦略を経営指導員と共有できたことも大きな力になりました。道に迷いそうになっても、経営計画書と経営指導員が軌道修正してくれる。そんな安心感につながっています。
(有)石黒商店 代表取締役
石黒 裕之 様
企業の成長には、従業員の成長が欠かせません。蒲郡商工会議所では、新入社員から経営者まで、それぞれに合わせたスキルアップの機会をご用意しています。社員研修の一環としてご利用ください。
また、学生の地元企業への就職と、企業の人材確保を図るため、「学生就職情報センター」を設置しています。
新入社員、若手社員、管理職・経営者など階層別の講座をご用意し、ニーズに合った人材育成をサポート。会員企業は割安で参加することが可能です。
インターネットでセミナー受講できるプログラムです。時間や場所の制限なく受講出来ます。社内研修カリキュラムのツールとしてもお役立ていただけます。
採用担当者と学生が面談できる合同企業説明会を開催し、企業と学生のマッチング支援をしています。自社の概要を学生に個別に説明できるため、ニーズに適した人材を確保することができます。
商工会議所の検定試験は全国125万の会員企業の人材ニーズに基づき、企業の現場で求められる実践的な能力育成を目的に実施しています。資格取得に挑戦し、自らの未来を切りひらく機会をご提供します。
東三河の商工会議所・商工会合同で企業の採用情報を公開できるWEBサイトを作成しています。自社の採用情報を「東三河学生就職NAVI」に掲載することで、採用活動をスムーズにおこなうことができます。
各種の煩雑な事務処理をスムーズかつ適切に処理できるようにサポートしてまいります。
従業員を一人でも雇用している企業には、労働保険(労災保険と雇用保険)への加入が義務付けられており、労働保険にかかわる手続きを有料で代行しています。委託のメリットは「特別加入制度」にあり、事業主・家族従業員・役員等における労災保険に加入ができます。また、保険料の分割納付も可能です。
「原産地証明」「会員証明」「サイン証明」などの証明書を発行しています。GS1事業者コードの登録更新申請、容器包装リサイクルの申請、汚染負荷量賦課金申告の窓口も担当しています。
自主記帳による青色申告者または新規青色申告を希望する小規模事業者(法人を除く)の方で、ご自身で帳簿をつける方を対象に、毎月1回、税理士及び記帳指導職員が、記帳から決算書・申告書作成まで指導いたします。
労働保険の事務処理を委託
商工会議所とは先代である父の時代からすでにおつきあいがあります。事務担当である妻は、商工会議所へ委託するようにと労働保険の業務を母から受け継ぎました。毎年、申請時期になると商工会議所から連絡があり、いただいた説明書をもとに書類を作成しています。細かい計算の必要な箇所があって正しく記載するのはなかなか難しいのですが、担当の職員さんにおまかせすれば大丈夫と頼りにしています。本来は豊橋の労働基準監督署へ出向かねばならない申請が市内で簡単に済ませられるという点でも、大いに助かっています。
企業経営の信頼できるサポート役
(いつも通りでお願いします)の一言で話が通じる商工会議所の職員さんとは、長いおつきあいを通じた信頼関係が構築できていると感じます。書類を紛失するなどのトラブルで慌てても、商工会議所に控えがあるから、いつもの職員さんに尋ねれば何とかなるという安心感があります。経営セーフティ共済に加入したきっかけも、商工会議所で情報に触れられたから。企業経営に必要なサポートを総合的に得られる場所ですね。
日伸塗装(株)代表取締役
平野 勉 様
経営の安定と従業員確保のためには、万一に備えての保障や充実した福利厚生が欠かせません。商工会議所では、国の制度や全国組織のスケールメリットを生かしたさまざまなサービスをご用意しております。
生命共済制度 蒲郡Newマリン共済 |
安い掛け金で大きな保証が得られる会員事業主と従業員のための共済制度です。 |
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特定退職金共済制度 | 将来必要になる従業員の退職金を毎月計画的に積み立てることにより、中小企業でも大企業並みの退職金制度が確保できます。 |
小規模企業共済制度 | 小規模企業の個人事業主が第一線を退いたときに、それまで積み立てた掛金に応じて共済金を受け取ることができる共済制度です。 |
休業補償プラン | 病気やケガで働けなくなった際に、所得の一部が補償される保険です。ご自身が万一の備えに入っていただくことも、従業員の福利厚生の一環として会社が掛金を負担することも可能です。 |
生活習慣病予防健診 | がん、脳卒中、心臓病、糖尿病、動脈硬化、高血圧症などへのリスク対処を目的にした予防検診です。 |
経営セーフティ 共済制度 |
取引先の倒産などの不測の事態に直面された中小企業の皆様に迅速に資金をお貸しする共済制度です。 |
商工会議所の情報発信ツールを利用して、自社の宣伝を行うことができます。蒲郡商工会議所の情報ツールへの掲載・折り込み、地域情報媒体を制作して参加を募るなど、さまざまな形態で支援しています。マスコミへの情報発信のお手伝いもしており、新事業・新商品の発表をはじめとする会員企業の新情報を月1回開かれる記者会見でプレスリリースすることもできます。記者が記事にしたくなるように内容を整理し情報発信します。
また、商工会議所、商工会のネットワークを活用した商談会をご紹介し、新規取引先の開拓・受発注の増大を支援しています。お気軽にお問い合わせください。
月1回会員の皆様のもとへお届けする会報誌「The Chamber News」へ、チラシの折り込みをいたします。会員ニュースコーナーでは新サービス・新商品について無料でPRできます。会員企業をターゲットに定めて告知や広告を効果的に行えます。
蒲郡信用金庫と共同運営する、企業情報が検索できるポータルサイト。WEB上での情報発信に課題を持つ企業にアプローチの場を提供しています。掲載企業の交流会も年1回開催。
蒲郡市内店舗のオススメ商品をPRする目的で年1回パンフレットを発行しています。認定品としてホームページへの掲載や、市の広報誌に折り込むなど、多くの方に向けてPRできます。
新たな取引先に出会い、販路・協力先の拡大・共同開発など今後の可能性を見つけられる絶好の機会。地域の特色を生かし、製造・卸売・小売・サービス業に加え農業・農産物を扱う事業所も参加実績があります。当所会員であれば無料で参加いただけます。
起業間アライアンス(連携・協調)に制限はありません。業種・業態・規模を問わずどなたでも参加いただける事前調整型のビジネスマッチング支援サービスです。当所会員であれば無料でエントリーできます。
三河・知多地域を中心とした中小企業の受注機会の増大・新規取引先の開拓を図るため、受発注企業が一堂に会して、対面方式により具体的な商談・意見情報交換を行う企業間の出会いの場となります。(参加費無料)
情報を広めるひとつの手立てとして
非接触3次元測定器(3Dスキャン)の採用による(データのないものをデータ化する)弊社の新事業は、
従来の木型製作・試作モデル製作に3Dスキャンを活用するビジネスです。
頻繁に必要される技術ではないけれど、鋳造品の検査や試作型製作などを扱う企業の課題解決に必ず役立つはずと事業化しました。
ただ、2014年当時は3Dスキャンが珍しかった時代。まずは情報を広めたいと方策を模索していました。
商工会議所には、補助金の申請などでお世話になっており認知拡大の相談を経て、会報誌面に広告掲載することを決めました。
記憶に留めてもらうための記事づくり
広告紙面は、会報誌の担当職員さんが丁寧に取材してつくってくれました。事業カラーに合わせた色使い、伝わりやすい言葉選びなど、さすがプロという印象です。
何度か校正を重ねて、仕上がりは納得のいく完成度に。補助金を受けて作成した、事業のWEBサイトもアピールできました。
顧客に情報が届いてもすぐに結果が出るタイプの事業ではないので、必要になった時に「会報誌の裏に記事が載っていたな」と思い出してもらえれば成功です。
(株)ジーエム 代表取締役
吉見 省吾 様
三河繊維産地、観光地としての広報や産業支援をおこなうとともに、新しい産業の創出にも力を入れています。
地域の産業資源の振興を通して、蒲郡市の活性化をはかります。
また、蒲郡市を中心とする三河地方では、江戸時代以降、棉の栽培と綿織物が盛んとなり、今日では、織、染、縫製、産元(産地問屋)など一次加工品から最終製品までを提供できる特色を持った「三河産地」として知られています。蒲郡商工会議所は、三河産地の広報や産地企業の販路開拓支援など、蒲郡の地場産業である繊維産業の振興に取り組んでいます。
60年以上の開催実績を誇る三河産地の繊維総合展示会「テックスビジョンミカワ」。開発製品の展示や生産現場を体感する産地ファクトリーツアーの実施などを通じて、三河産地のPRを図っています。また国内外で開催される展示会・商談会への出展支援により、繊維関連事業者の販路開拓をサポートしています。
テキスタイルデザイナーの指導による商品開発・展示会出展のサポートや海外での最新トレンドを把握するトレンドセミナーを通じて、市場ニーズに適合した創造性豊かな商品開発を推進しています。
新産業創出や最先端技術の研究等を目的に、産学・産産連携の推進、講演会・視察の開催をおこなっています。
蒲郡市全体をPRするためさまざなな試みをしています。たとえば、「蒲郡ガイドマップ」などで観光客をターゲットにした広報を展開しています。また、近隣の商工会議所、商工会、周辺関連団体と連携し、広域周遊を目的とした「スタンプラリー」を展開し、蒲郡の魅力発信に努めています。
三河繊維産地の企業で構成する「ミカワ・テキスタイル・ネットワーク協議会」では、三河繊維産地のポータルサイト「夢織人」を運営し、産地の歴史やイベント情報、企業の情報発信をしています。また、新たな業者連携をめざして、相互交流にも取り組んでいます。
次世代の成長分野として期待されるような新産業の創出と定着をめざしています。既存産業が持つ強みを融合して事業化を図り、市場化へと導く活動を続けています。
再生医療拠点を核とした産業化、温泉や農作物・水産物を活用した新事業、高い機能性を持った野菜工場の市場化など「癒しとアンチエイジング」に特化した多角的な試みを推進して新産業の定着をめざしています。
オンパクは「温泉泊覧会」を語源とした愛称です。観光交流人口の増加と観光産業の振興をはかることを目的に開催しています。蒲郡各地で「蒲郡らしい、ならでは」のプログラムやイベントを開催し、遊びや文化の体験を提供します。
ご当地食の応援やロケ誘致に奔走
2011年、蒲郡商工会議所青年部と市職員の有志が、『ガマゴリ・ネバーアイランド』という地域発信型映画の誘致を目的にプロジェクトチームを立ち上げました。
それが現在の「蒲郡シティーセールスプロジェクト」、愛称「ガマゴリ・ら」の前身です。以来、映画製作の過程で生まれた「ガマゴリうどん」をご当地うどんとして定着させる活動や、映画・ドラマのロケ誘致を目的とした「ガマロケ!」で地域の魅力を発信することに取り組んできました。
次世代のメンバーに期待したい
活動では、出会った地域内外の方や、地元蒲郡をもっと活性化したい、もっと盛り上げたいという思いで集まっている仲間とのネットワークが広がりました。その過程で新たな蒲郡の魅力に気づく機会も多く、次の情報発信テーマにつなげたいという意欲も生まれます。
蒲郡には外部の方には知られていない素材がまだまだあります。新しい発見や意見を取り入れて、次のアクションを巻き起こしていきたい。それは、ぜひ新しく商工会議所メンバーとなる次世代の方たちに期待したいところです。いっしょに次の課題にチャレンジしていきましょう。
(株)新鈴木新聞舗
代表取締役
鈴木 寿明 様